Tuning


■鍵盤ハーモニカのオーバーホール
 オーバーホールして鍵盤の裏にあるカビ、ゴミ等を掃除する時の、鍵盤の外し方です。
 鍵盤の押し戻しの機構は、引き伸ばしタイプのバネ×鍵数をフレーム、キーそれぞれに付いているツメで引っ掛けることで成り立っています。で、この全てのバネを取り鍵盤を外すと、ようやくフレームのみの姿を拝むことが出来るわけです。
 鍵盤はフレームにバネで引っかかっています。このバネの引っかかっているどちらかを外します。全てのバネを外したらそれぞれの白鍵、黒鍵をずらして外します。これらを全て外すとフレームだけの状態になります。あとはこのフレームに付いているゴミ等をふき取ります。ちなみに鍵盤緩衝用のフェルトなどが無ければそのまま水洗いも可能です。
 バネの取り外し、取り付けの時にバネを飛ばして紛失しないよう気をつけて作業してください。特に外すより付ける方が紛失率が高いです。また、取り付ける時には引っ張りすぎてバネを伸ばさないように気をつけてください。


フレーム上部に引っかかっているバネ×鍵盤数。実際にはごくわずかしか動かない。

  
フレームだけの姿。まさに鍵盤ハーモニカの『骨格』である。さすがにこれは単品売りしていない。

 写真はPRO-37V2のものですが、表側の二本の黒い部分は鍵盤緩衝用のパッド、そして裏側には通気用の穴があり、それの周りに空気漏れ防止の発泡ゴムパッド(空気箱とフレームが当たるところに付いている物と同じ材質です)が貼ってあります。で、キーの裏の出っ張りが空気を通す/通さないを決める「弁」になるわけです。ちなみにエンジ色の部分は薄いフェルトに両面テープが貼ってあるものになっています。

鍵盤ハーモニカのWebサイト"Sing R. Sing!"
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