Kenhamo Museum


■SUZUKI MELODION PRO-37V2

 スズキメロディオンの現行プロモデル、通称V2。今までの鍵盤ハーモニカとは一線を画したデザインとコンセプトで注目を浴びているモデルです。
 手バンドが大人の手に合うようになっていたりケースが革のソフトケースになっていたり、「大人向け」の鍵盤ハーモニカになっているのが特徴になっています。色は黒基調でアクセントが金、白鍵の色はアイボリーになっています。
 外観と共に音にも他の楽器とは異なる個性を持っており、特に楽器の立ち上がりの良さがウリです。逆にピアニッシモから小さく入るような演奏は得手ではありません。
♪サンプル音源:ラマと巡礼旅楽団(エレアコ録音)
♪サンプル音源:草原の歌声(マイク録音)
♪サンプル音源:絹のシーツは花も恥じらう(エレアコ録音)

 

 一般に鍵盤ハーモニカには卓奏、立奏用のマウスピースが付いていますが、このV2には立奏用マウスピースが2個と立奏用が1個付いてきます。短いものはこのモデル専用に作られたもので(勿論他のメロディオン、ピアニーにも取り付けは可能です)、やや内径が大きくなっています。短い分鍵盤視認性は多少悪くなりますが、致命的なものではありません。


 PRO-37V2の唾抜きはねじ込み式になっており、これを外したまま吹くと擬似的なミュート奏法になります。ただ、息の量がトランペットとサックスくらい変わってくるので実用的なのかどうかは分かりません。唾液抜きを外して楽器のエンドを左手で持ち、指で押さえたり離したりするとトレモロみたいな効果を出すことが出来ます。
 通常メロディオンは裏カバーにサウンドホールが付いていますが、このモデルは楽器のエンド部に付いています。鍵盤ハーモニカの音源は各音の鍵盤の裏側に位置しており、金管楽器ほどの指向性はありませんが多少音質に影響しているようです。


鍵盤ハーモニカのWebサイト"Sing R. Sing!"
Since 28th Mar. 2001
(c)copyright Shunichi Nakao
All rights reserved

鍵盤ハーモニカ博物館  Next→

KENHAMO TOP