About KENBAN-Harmonica
鍵盤ハーモニカに関する事項を時系列で羅列しています。
■鍵盤ハーモニカ年表
ただ鍵盤ハーモニカそのものが歴史の短い楽器なので、合わせてそのルーツとなるフリーリード楽器についても多少の表記をしております。
中国殷時代 フリーリードの原型と言える笙についての記述。
中国春秋戦国時代 この頃の文献に数多く笙についての記述が出てくる。
中国後漢時代 笙が日本に伝来したものと同じ姿になる。
中国唐時代 日本に笙伝来。正倉院内に現行のものとほぼ同型の物(呉竹笙)が保管されているという。
1810 この頃ガブリエル・グルニエがフリーリード鍵盤楽器「オルグ・エクスプレッシフ」を考案、ハルモニウム、リードオルガンの原型となる。オルガン史上初めて、エクスプレッション(連続した音量、強弱の変化)機能が付加された楽器となる。
1815 ベルンハルト・エッシェンバッハが「エオリーネ」というフリーリード鍵盤楽器を考案。エクスプレッション機能付き。
1821 クリスティアン・ブッシュマン、一式のオルガン調律笛からメロディを奏でることが出来ることを発見。
1821 クリスティアン・ブッシュマン、アコーディオンの前身となるレバー式の鍵盤で弾く楽器「ハントエオリーネ」考案、特許登録。
1827 ハーモニカの誕生。諸説あるがこの年が有力とされている。
1828 キリルス・デミアン、ハントエオリーネに伴奏和音機能を付加した「アッコルデオン」を売り出す。その後様々な音楽家がこれを模倣するが、著作権により名前が保護されていたため一般名として「ハントハルモニカ」と呼称。
1829 チャールズ・ホェットストーン、コンサルティーナ(バンドネオン)を考案。
1829 シンフォニアム製作。1つの穴から息を吹き込み指で(ボタンを操作し)音を選ぶというのは鍵盤ハーモニカと共通する特徴といえる。
1834 フランス人音楽家アリスティード・カヴァイエ=コルが「ポイキロルグ」と呼ばれる1オクターブ半のハルモニウムをパリ博覧会に出展。
1842 アレクサンドル=フランソワ・ドバンがハルモニウムを改良、特許登録。この頃ハルモニウムの人気絶頂期であったらしい。
1848 ドバン、更にハルモニウムに改良を加える。その中に「譜面どおりに演奏しながら好きなだけ音程を上げ下げ出来る」仕掛け、シフト鍵盤を付加。
1852 ブッソン、アコーディオンにピアノ式鍵盤を取り入れる。
1857 ドイツ、ホーナー社創立。
1876 マリアーノ・ダッラーペ、現在のアコーディオンに繋がる機構のものを考案。
1879 この時期には既に70万を超えるハーモニカを製造していたと記述。内6割以上はアメリカへの輸出であった。
1910 日本でのハーモニカ製作。
1931 ドイツ、トロシンゲンにアコーディオン奏者を養成する音楽学校が設立される。この頃までに民衆的というイメージのあったアコーディオンを本格的な楽器にしようという動きが出てきている。
1936 イギリスにアコーディオン学院が設立される。
1947 教育指導要領改訂。小学校教育におけるハーモニカ使用を義務付ける。
1959 ホーナー社、ボタン式の「メロディカ」(メロディカソプラノ)発売。
1960 スズキメロディオン試験販売。この当時はボタン式。
1961 鍵盤式のスズキメロディオン販売。
1969 文部省指導要領改訂。「鍵盤ハーモニカ」の名称が生まれる。
1971 東京書籍の刊行した小学4年生用の音楽の教科書にて「鍵盤ハーモニカ」の名前が載る。
1988 ピアニカ前田氏、鍵盤ハーモニカでの初録音(『仲井戸麗市ブック』)
1996 世界初の鍵盤ハーモニカオーケストラ「P‐ブロッ」結成。
1996 山下洋輔氏、ダイハツ「ムーヴ」のCF(コマーシャル映像)にて鍵盤ハーモニカを演奏。
1999 オーガスタス・パブロ氏没。享年46歳。
1999 鈴木楽器製作所、初のプロモデル"PRO-37"を販売。販売期間は短かった。
2000 鈴木楽器製作所、"PRO-37V2"を販売。
2002 文部省小学校学習指導要領改訂。これにより小学校教育による具体的な楽器の指定(ハーモニカ及びそれに順ずる楽器)が無くなる。
2003 鍵盤ハーモニカアーティストオンリーのライブイベント「ケンハモナイト」Vol.1開催。
2006 松田昌氏、ピアニカアーティストとしてのアルバム「Pianicist MASA」を発売。
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