About KENBAN-Harmonica
■教育の現場と鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカが初等音楽教育に用いられた理由として、「文部省小学校学習指導要領」というものがあります。これは言ってみれば小学校の教育の設計図で各教科に指導要領があるのですが、それに「ハーモニカ、及びそれに準ずる楽器を使用すること」という内容が載っていたわけです。2006年現在施行されている指導要領においてこの義務は無くなっていますが、慣例的に鍵盤ハーモニカが授業に用いられています。
つまり鍵盤ハーモニカはハーモニカの代替であるということですが、代替がメインと事実上入れ替わってしまった背景としてはやはり指導のやりやすさが一番大きかったのだと考えられます。ハーモニカの場合どの位置がドの音なのかを一発で出すためにはある程度の訓練が必要ですし、口に咥えるため視認性も悪く先生が児童に位置を教えるのは難しかったのでしょう。また、リードオルガンの実習も鍵盤ハーモニカで代用できたという報告もあります。
管理人が小学校1年になった1985年(昭和60年)時点では全員が鍵盤ハーモニカの購入を義務付けられていました。鍵盤ハーモニカは、小学校で義務付けられている全ての学用品の中で一番高価なものだったりします。またケースのままでは持ち帰りに不便なので、ネットオークションなどではしばしばそのケースを持ち運ぶための手作りバッグが取引されています。
このページを製作するに当たり、HIRAIDE様のWebサイト「HIRAIDE」(URL: http://www1.ocn.ne.jp/~hhisashi/)を参考にさせていただいております。
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